ロケが良く行われる風光明媚な小豆島観光

小豆島観光は、四国連絡橋などの橋や関門橋などのトンネルで本州や四国と繋がっていない事から現在も140年前から就航しているフェリーを利用する必要があり、島内では定期観光バスやタクシーの利用だけで無く自由がきく自動車やバイクをレンタル観光客も多くいます。

小豆島は、この島出身の小説家壷井栄女史の反戦文学の傑作とされる「二十四の瞳」やテレビドラマ化された「母のいない子と子のない母と」の舞台として全国的に有名であり、東京芸術大学教授の坂元裕二氏が書き下ろした人気ドラマ「MOTHER」が真似たとも言われている小説家角田光代女子の「八日目の蝉」の舞台として注目を浴びた事から日本の離島の中で最も多い1，119万人の観光客を受け入れた島でもあります。

また、四方を海に囲まれた風光明媚な島である事から映画やドラマのロケ地に使用された事があり、近年では佐藤健と土屋太鳳が出演している映画「8年越しの花嫁キミの目が覚めたなら」や橋本愛と宮崎あおいが出演している映画「バースデーカード」などのロケが行われました。

小豆島は、伊邪那岐様と伊邪那美様が日本の大八州に続き10番目に生み出したとされる古い島ですが、1585年にキリシタン大名の小西行長の領地となった事で寺社仏閣が悉く破壊されてしまい、現在では観光地となる寺社仏閣がほとんどない珍しい島でもあります。

その為、小豆島観光は寒霞渓や中山千枚田などの景勝地観光もしくは、近代化産業遺産の醤の郷や二十四の瞳映画村など比較的歴史の浅い観光地が主流です。